私は30年来肌が汚くてずっと悩んでいました。
何もしてないのに肌が汚いならまだしも、お金や時間を掛けて汚いままなのは堪えます…。
今ではトレチノイン治療(詳細はこちら)を始めたことでかなり改善しましたが、まだまだ肌が綺麗とは言えません。
大きなニキビが出来ることもありますし、鼻の毛穴はぽっかりしているので、あまり近寄られたくありません…
コンプレックスを抱える私が本屋さんで偶然見つけた本。
勇気を貰えたり、考え方を改めるきっかけになる内容でした。
同じような悩みを抱える人は多いと思うので、おすすめしたいと思います。
水野敬也さんの”顔ニモマケズ~どんな「見た目」でも幸せになれることを証明した9人の物語”
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「顔ニモマケズ」は顔や外見に症状を持つ9名へのインタビュー形式が中心になっています。
例えば1人目に紹介される中島 勅人さんは、生まれつき リンパ管腫という症状がありました。
生活をする上で困ることはないそうですが、顔に腫瘍が出来るので、冷やかしにあったり、視線を感じることは多かったそうです。
19歳までに手術を5回されたそうですが、治らない…ずっと手術のことを考えていたそうです。
しかし、出会った人から貰った言葉を機に、顔に対する考え方が変わっていきました。
看護師さんからの言葉「君を大事に思っている人のことを考えたことはあるの?」
そして、専門学校の先生からの言葉「就職の面接で顔のことを言われたときは自分でフォローしてアピールしないと、君の良さは伝わらないんだよ」
貰った言葉によって、今の状態を受け入れるというよりは、折り合いを付けていけるようになった、とありました。
行動についても変化が生まれます。
家でいると、悩みについて考えて続けた挙句、気持ちが沈んでしまいますよね。
そんな時は無理やりにでも外に出て、興味のある対象を外に見つけるようにしていたそうです。
今では、ハワイのホノルルマラソンや、東京マラソンに出場されて、目立つ格好をして走る事も笑
体を鍛えることで筋肉を見てくれたり、普段からオシャレを心がけることで、他人が顔に注目しなくなることに気がついたそうです。
完璧な状態を目指すのではなく、
今の状態を与えられた環境として受け止め、
その状態のまま進み続ける。
そうまとめられていました。
中島さん以外の話も興味深いです。すこし抜粋です。
辛い状況でも心のどこかで楽しむ気持ちを持つ。
相手を変えることはできない。
変えられないことは割り切って
「自分の変えられること」に目を向ける。悩みが無くなることで、自分が弱くなる。
皆さん顔の話をしてないんですよね笑
生き方というか人生論です。
顔に症状があるからといって後ろ向きなじめじめしたイメージなんかないんです。
むしろポジティブ。
そして偉人の話よりもずっとリアルで実践的な話ばかりです。
筆者である水野敬也さんの取材後記も興味深い
筆者の水野さん自身も、思春期の頃に顔のむくみからくる醜形恐怖で悩んだそうです。
そんな水野さんの取材後記も深くて考えさせられます。
中島さんの取材後記では、こんな感じでした。
世の中で見かける多くの実用書・心理学書には、欠点や劣等感に悩む人に対して「ありのままを受け入れましょう」と書いています。
しかし、悩みが深ければ深いほど、今の自分の状況を受け入れることは難しくなります。
そして、そういった悩みの深い人たちにとってこそ、中島さんの「折り合っていく」という姿勢は大きな希望になると感じました。
現代の自己啓発本には、本当によく「ありのままを受け入れましょう」という言葉が出てきます。
スピリチュアルでもよく聞かれますが、素直に受け入れるのは難しいもの。
ズバッと斬り込みつつ、微妙なニュアンスを拾って「希望」と表現するのは素敵だなと思いました。
乗り越えた悩みが大きければ大きいほど、人は魅力的になれる
最後に筆者はそう綴っています。
顔が汚くて何もやる気が起きない。
ブサイクだから恋人が出来ない。
人と会話するのも苦手…コミュニケーションがとれないから仕事がうまく回らない。
上手く出来ない理由を顔のせいにして逃げたり、塞ぎ込むのはカンタンなんですよね。
何もしないで、沈むだけなので。
トリーチャーコリンズ症候群の石田 祐貴さんのインタビュー内容の中にもありました。
目の前の問題をどう捉えるか。
「自分のこれからのためになるもの」と捉えれた時に自分の成長や魅力に繋がる。
結局は自分次第。
本当の魅力や成長は誰かから貰えるものじゃないと思います。
きっと私とは比にならないくらいのお金と使い、深い悩みを長い間 抱えてこられた方々に対して「分かります!」と言うのは失礼かもしれませんが、なんとなく分かる気がします。
私も悩みを乗り越えようとしている最中です
私は長年 肌が汚なかったので、肌が汚い人の気持ちはよく分かります。
1年前、モチベーションUPと記録用にこの汚肌改善ブログを始めました。
悩みや気持ちを文字にすることで「私…こんなことも悩んでたんだ」と気がついて、歯のホワイトニングや、脱毛にも取り組みだしました。
徐々に成果が見えるし情報が蓄積されていくのも楽しいです。
つたない文字ですが…「誰かの参考になればいいな」とか「なるべくリアルな体験を伝えよう!」という気持ちで運営しています。
辛くても立ち止まらずに行動を起こせば何かが変わる、と実感しています。
肌が汚くて死にたくなる時…
どこにも出かけたくない時…
仕事が上手く進まない時…
人と上手く付き合えない時…
前向きになれる方法がこの本で見つかるといいな、と思って紹介しました。
ぜひ読んでみてください。おすすめです^^