半年ほど仕事が忙しくストレスでニキビ再発。
せっかくちょっと綺麗になったのにまたボロボロ。
トレチノインもダーマローラーもやる気が起きず、かなり落ち込んでました(涙)
そんな中、有給を使ってまとまった休みが取れることになり、
トレチノインとダーマローラー…ではなく!
前から気になっていた群馬の草津温泉の時間湯という所へ湯治に行ってきました。
期間は12日間!
湯治中の12日間に感じた効果はなかなかでした!
- ニキビがなくなった
- 油田状態だった皮脂が収まった
- 顔の赤みが引いて白くなった
- 首のブツブツが綺麗になった
- 胸と背中のブツブツが綺麗になった
- 代謝が良くなり、冷え性も改善
が、1ヶ月後で徐々に元に戻っていきました。
ニキビがぽつぽつ出てきています。
(帰る時に、お世話してくれた方が長期の湯治をおすすめしてくれた意味が分かりました。
全て分っていたんだろうと思います。)
今回の体験をまとめると、
- 一時的にでも改善したので、草津温泉はニキビに効果がある!
- 貴重な体験ができる!次は数か月の長期の湯治に行きたい!
- というか草津温泉が好き!お湯も人も自然もなにもかも良かった!
湯治の記録をまとめてみたので、興味のある人は読んでみてください。
画像で肌の変化をすぐに見たい人はこちらをクリックしてください。
→草津温泉 地蔵の湯で湯治生活2日目~12日目をみる
草津温泉はニキビに効くらしい
「ニキビに効く温泉」で調べると、必ずと言っていいほど草津温泉が紹介されています。
「恋の病以外は効く!」と色々なところで書かれています。
■効能
一般的には……神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、動脈硬化症、切り傷、火傷、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病・高血圧症などといわれています。
https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/onsen/meito/commentary.php
草津温泉の温泉の質「泉質」は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉。
なんか難しい…
泉質ごとに期待できる効果を調べてみると、ニキビに効きそうな効果がたくさん並びます。
- 酸性泉:殺菌・ピーリング・新陳代謝
- 硫黄泉:殺菌・肌を柔らかくする・脱脂
- 硫酸塩泉:脱脂
- 塩化物泉:殺菌・保温
草津温泉の湯治文化と時間湯
全国から体の悪い部分を治したい人が集まる草津温泉には、湯治の文化があります。
まず、草津にある温泉は全て源泉かけ流し。
共同浴場と呼ばれる無料の温泉が19箇所もあります。
ほとんどの温泉が、24時間いつでも入れるようになっています。
源泉かけ流しの温泉が身近にない地域の人間からしたら「贅沢」でしかないです。
次に、自分で食事を準備する自炊宿や、長期滞在出来る宿がたくさんあります。
湯治客用に安い金額で提供されています。
そうして、見つけたのが「時間湯」。
私が湯治でお世話になったところです。
→時間湯のホームページ
草津温泉のお湯を使って江戸時代からの伝統の入浴法を行っている日本でただ一つの湯治場です。
湯治客専用の施設2つで行われているもので、入浴法が特殊です。
温泉の元である源泉の成分を壊さないようにかき混ぜて約48℃に冷まして入ります。
冷ますと言っても48℃はかなり高温。
これを足と頭にお湯をかぶって、3分入る。
入った後、吹き出る汗を出しきるといったもの。
一般的な家庭のお風呂の平均温度は約41℃と言われていますが、同じように48℃にしても入れません。
草津温泉だから出来る入湯方法なんです。
湯長と呼ばれる管理者の指導のもと、指示に従って湯治を行います。
一日最大4回(回数も指示があります)毎日決まった時間に時間湯に通ってお湯に入る。
時間湯にいる間は、他の湯治客と協力し合って生活する団体行動になります。
私の湯治のイメージは「一人で好きな時に好きなように温泉に入る~」という
のほほんとしたものだったのですが、かなりかけ離れています。
正直「怪しい」っていうのが第一印象だったのですが、
HPの体験談には、ニキビよりももっともっと深刻な皮膚症状で悩んでいる人が、時間湯で完治したり、改善して社会復帰したという声がたくさん掲載されています。
「絶対に良くなる気がする!行きたい!」と思って、問い合わせしてみました。
時間湯に問い合わせしてみて分かったこと
問い合わせフォームなどが無かったので、直接電話で問い合わせしてみました。
時間湯(0279-88-2508)に掛けると、女性の「すずきさん」が丁寧に対応してくれました。
この方、後で分かるのですが時間湯を管理している副湯長でした。
症状を聞いてくれて、いつから何日くらい草津で滞在できるか。
一日に何回入るか、スケジュールや準備するもの、おすすめの宿、その他 HPではよく分らなかったことを
本当に丁寧に教えてくださいました。
全国から来る人一人一人にこんなに丁寧に対応してたら大変そう…でもすごくありがたい!
不安が取り除かれた私は草津行きに向けて準備することになりました。
トントン拍子で驚きます。
長い休みをとったことが無いのに、しかも一人で草津に行くなんて。
気になったこと①費用
共同浴場の場合 無料ですが、時間湯の場合はお金がかかります。
基本的には1回 560円。
回数は最大1日4回なので560円×4回=2240円。
長期の湯治の場合は 割引されて、もっと安くなります。
気になったこと②ニキビに効果はあるのか?期間は?
長い期間で挑んだ方が効果は大きい、と仰ってました。
10日を1つの単位にしているそう。
「12日ならある程度効果は見えると思います」とのことでした。
気になったこと③申し込み
すぐに湯治を開始することは出来ません。
まずは時間湯に体験で一回入ってからの判断になります。
(お湯が合うか、体力があるか、集団生活できるかどうか、という部分も確認するそう)
体験後、湯長と面談です。
湯治可能と判断されれば、どの施設で湯治するか、いつから一日何回入るか、どのようにお湯に入るか、金額など説明があります。
問題なければ申し込みとなります。
面談の場は、湯長のスケジュール次第で設けられます。
体験後すぐの場合もあれば、翌日以降になることもあります。
月曜日と第二、第四火曜日は時間湯の窓口が休みとなります。
スムーズに面談まで決めたい場合は、事前に問い合わせした方が良いと思います。
草津温泉に到着する日時を伝えると相談にのってくれると思います。
気になったこと④混浴ではなさそう
「どうやら湯船は1つ。湯治客全員、男も女も一緒に入る」とかなり気がかりでした。
聞いてみると、間に仕切りがあって、お互いが見えないように配慮されているそう。
厳密に言えば混浴だけど、裸で丸見え状態になる混浴ではありません。
本気で湯治に来ている人ばかりなので、そんなトラブルはないみたい。
1週間程度の湯治期間の場合は、体験用の施設に通うようになることが多いみたい。
こちらは男女で時間を分けて入るので混浴ではありません。
気になったこと⑤時間湯での湯治に必要な荷物、服装など
必要な荷物についても教えて頂きました。
汗を出すためのバスタオルなど、かさばる荷物が多く、要領よく荷造りしないと大変です。
草津は標高1200mと高い場所にあります。
雨が降りやすかったり、他の地域よりも寒かったりします。
坂道や階段が多くあるので服装や靴についても注意が必要です。
詳しくはこちらでまとめています。(準備中)
気になったこと⑥化粧
集団行動ということは「人目が気になるので化粧したい」。
聞いてみると、「ニキビを治したいのであれば化粧しないでください。ジロジロみるような人はいません。皆さん気にしませんよ」。
「当日は化粧しないで来てくださいね」ということでした。
気になったこと⑦湯治するために泊まるおすすめ宿
草津温泉には安く泊まれる素泊まり宿や自炊できる宿があります。
スーパーや飲食店もたくさんあるので、上手に活用することで宿代を節約することが出来ます。
時間湯での湯治の場合、月州屋とこしゆりという宿をおすすめしてもらいましたが、
空室がなかったり料金の関係で泊まれませんでした…
せっかくの長期休みということもあり、5000円(税別)以下で宿泊出来る宿をいくつか泊まり歩くことにしました。
口コミの良いところを選んだので、ハズレはなかったです♪
詳しくはこちらでまとめています。(準備中)
東京 新宿から草津温泉までバスで移動
草津温泉までの交通手段は、車・JR・高速バスがあります。
車の場合
草津温泉のいたるところに有料の駐車場があり、駐車場無料の宿もたくさんあります。
ちょっと足を伸ばしていろんな所を観光するなら車があると便利です。
レンタカーもあります。
冬季は雪が降るため運転に自信がない人はバスをおすすめします。
JRの場合
草津温泉の徒歩圏内には駅がありません。
JR群馬大津駅を降りてからは、バスを乗り継いで向かうことになります。
大体30分程度で到着します。
高速バスの場合
草津温泉すぐそばのバスターミナルに発着する高速バスがおすすめです。
東京 新宿から草津温泉まで直行便なので、迷わず簡単で便利です。
私は往復で利用しました。
こちらで詳しくまとめています。(準備中)
高速バスで草津入り!千代の湯で時間湯 初体験
草津に行くと決めてからあっという間。
高速バスにも無事乗ることができて草津入り。
夕方の回に体験参加すると伝えていたので、宿にチェックイン後、時間湯に向かいます。
もちろん化粧はしないで行きました。
鍵が付いた貴重品置き場等は無いので、必要なもの以外 持っていかないようにします。
- バスタオル 2枚
- フェイスタオル 1枚
- 水の入った水筒
- 1回分の料金 560円
時間湯を体験できるのは「千代の湯」。
共同浴場の「千代の湯」と同じ建物内にありますが、湯船が違います。
時間湯が体験できる湯船は、共同浴場よりも源泉に近いため、成分が濃く高温のお湯を使用。
時間は決まっていて、1日 9:00、11:00、14:00、17:00に実施しています。
※月曜日と第二、第四火曜日はお休みです。
千代の湯で時間湯体験するためには、チケットを購入する必要があります。
でも、チケット売り場が見当たらない…
電話をしても繋がらなかったので、千代の湯の前にいるとスタッフの方に声をかけられます。
電話は開始時間の10分前にならないと繋がらないそう。
どうやら参加時に現金払いで良いらしい。
体験の申し込み者は専用の入り口から入ります。
部屋には私の他にも参加者が数名いました。5人くらい。
入湯法の説明や注意事項、時間湯について掲載された新聞の切り抜きを眺めて過ごします。
時間になると男女別に分かれて、服を脱ぎ、バスタオルを巻いた状態で待ちます。
十分に水分摂取するように言われます。
千代の湯の体験では、まず初めに男性が入湯し、その後入れ替わりに女性が入湯するため
鉢合わせることはありません。
ただし、扉一枚なので音は筒抜け。
男性陣の「ぎゃ~~」「あつい~~」とか凄い声が…笑
おもわず他の参加者と苦笑い。
いよいよです。
時間湯の入湯法①神棚におまいり
管理者の方が立ち会って、いろいろと教えてもらいながら進行していきます。
湯船がある空間は湯殿と呼ばれます。
足元はお湯が流れて結構熱い。
湯殿には神棚があり、まずは挨拶を行います。
神棚に二礼二拍手一礼。
気を引き締めて目的を思い出すためだそう。
時間湯の入湯法②草津節と湯もみ
次に長い板を使ってお湯をかき混ぜる「湯もみ」を行います。
お湯が指定の温度になるように測りながら行います。
草津温泉の湯もみは有名で観光用のショー施設(熱乃湯)があるくらい。↓
本当の湯もみは迫力が全然違います。かっこいいです。
ちょうど千代の湯の湯もみ動画がありました。↓
湯船の底からかき回すように行います。
やり方を教えてくれますが、なかなか難しいです…力も必要です。
湯もみの方法は16種類あるそうですが、全て使える人は限られているみたい。
職人技ですね。
入湯前の準備体操にもなるそう。
湯の花がまって、白く濁ったお湯になります。
湯もみは草津節を歌いながら行います。
私もそうですが、ほとんどの人が分からないと思います。
湯治希望の方は1番だけでも覚えておいた方がいいです。
時間湯の湯治生活がストレスなく行えます。
体験では湯もみ板を持って写真撮影もしてくれます。
管理者ふくめ、スタッフみなさんニコニコと感じが良いです^^
時間湯の入湯法③足と頭と股間にお湯をかけて体に覚えさせる
バスタオルをとって湯船のお湯を体に覚えさせていきます。
まずは足。
手桶でお湯をすくって膝から下に30回ほどかけます。
これが、めちゃくちゃに熱い!
火傷しそうな熱さで、本当に入れるのか不安になります…
次に、フェイスタオルを頭にかけて俯き、後頭部にお湯をかけていきます。
のぼせを防止する役目もあるらしい。
熱い!
熱いけど最初の衝撃よりはマシになってきた。
股間にもお湯をかける。
前からと後ろから。
熱いけど、なんとかいけそう?という気分になってきます。
時間湯の入湯法④号令をかけながら3分入浴
湯船に入ります。
中腰になって首を湯船のフチに預ける形で入ります。
意外と深く首までしっかり浸かれる。
熱い~~~って感じですけど、思い切って肩まで浸かるとそんなに。
お湯の温度は45度くらいらしい。
(HPに掛かれていた48度はもう片方の施設のよう。)
湯の花が体にまとまりついて体感としては41度くらいになって、そんなに熱く感じないのだとか。
でも手の指先や足の指先が熱くてジンジンしていました。
目を閉じて息をしっかり吸って吐いてを繰り返すよう指示があります。
意外と耐えれそうな気分になります。
管理者が号令をかけて、それに「お~」と応えながら3分間入ります。
何を言ってるのかわからず、とりあえず周りの声に合わせて「お~」と言ってました(笑)
後半は「やっぱり熱い…もう上がりたい…上がりたいけど他の人も入ってるから我慢…」とひたすら耐える。
3分後、上がる時がまた苦行。
お湯が動くと熱いんです(笑)
上がった後は疲労感がすごい。くらくら。
頭を下げて座り、体調が落ち着くまで待ちます。
すぐに立ち上がったり動くと立ちくらみなどを起こすそうです。
落ち着いたらバスタオルを巻いて、元いた部屋に戻ります。
時間湯の入湯法⑤汗を出す
体は拭きあげないまま、バスタオルを体に巻いて部屋に戻ります。
いまから30分程度は汗を出す作業。
持ってきたバスタオルをさらに体に巻いて汗を出します。
が。
全然出ません(笑)
体験談を見ていると、滝のように出るそうですが、あまり出ませんでした。
どうやら数回繰り返すことで汗が出やすくなるみたい。
入浴後の感想はスッキリさわやか。
移動の疲れもなくなりました。
多少の汗が出たはずですが、肌のべたつきはありません。岩盤浴みたいな感じ。
すぐに変化が現れる所がふくらはぎ。
むくみが取れて1回でふわふわな感じになります。
ほんとだ、すごい。一緒に参加した人が常連で教えてくれました^^
肌の状態はというと、お風呂上りで化粧水なしにも関わらず
全然カサカサになりませんでした。
これは期待できる!
着替え終わると、参加証が頂けます。
体験は以上で終わりです。
時間にして40分くらい掛かりました。
千代の湯の時間湯にはポイントカード制度があり、5回通えば1回無料になるそうです。
申し出て作ってもらいましょう。
副湯長と面談!翌日から湯治スタートすることに
私は事前に、体験後すぐに副湯長との面談をセッティングしてもらっていました。
(ありがとうございます^^)
電話で対応していただいた副湯長 鈴木さんでした。
若く見えますが、優しくて静かで落ち着いた物腰。
ゆっくりと頷きながら丁寧に聞いてくださいます。
柔和な雰囲気で話ししやすいです。
ぼんやりとした疑問でもちゃんと聞いてくれて応えてくれます。
あらためてニキビを改善したいと伝えると
「ニキビの場合、草津温泉は殺菌成分が強いので悪化することは少ないでしょう。
体力ありそうだし、問題なさそうですね。」とOK。
ホッとしました。
駄目って言われた場合はトンボ帰りもあり得ますから^^;
申し込み&湯治に掛かる費用
湯治の場合は10日間 8600円。
1ヶ月 21600円。
1日3回での金額設定のようです。
1回あたりの金額を計算してみると、
10日間 8600円→30回→1回あたり約287円
1ヶ月 21600円→90回→1回あたり240円
(1ヶ月30日で計算してみた)
基本的には1回 560円なので、湯治の場合は約半額の金額設定になっています。
1日4回入る場合は、追加料金が必要になります。
「まずは1日3回から始めて様子を見ながら4回にしましょうか。」と決まりました。
あと、申し込み金として3000円が必要でした。
連絡先や住所、自己責任で行うことを約束する一筆を書いて、申し込み終了。
湯治のスケジュール
千代の湯ではなく、地蔵の湯で湯治を行うことになりました。
※どちらの湯が合うか、回数はどうするかは湯長の判断。
体調によっても変わってきます。
地蔵の湯では1日 9:00、11:00、15:00、18:00の4回実施しています。
月曜日だけ9:00がありません。
※千代の湯(1日 9:00、11:00、14:00、17:00)と時間が一部違います。
私の場合、1日3回なので、9:00、15:00、18:00に入るように指示がありました。
体験の場合、月曜日と第二、第四火曜日はお休みですが、湯治は毎日行われます。
各回、10分前集合。(朝一番の回は15分前集合)
遅れたら入れません。
その他、諸注意
数ヶ月から数年単位で取り組まれている先輩湯治客が多いです。
時間湯は「道場」や「寺」に似ています。
ルールは細かく色々ありましたが基本的な内容は、
「それぞれが湯治に集中するために迷惑をかけない。詮索しない。協力する。感謝する。
自分を律し、管理者や先輩の指示に従い、ルールを守る。」という感じです。
各回、清掃があります。
自分が使う場所なので自分で綺麗に。
毎日の最初の回(9:00か月曜日の場合は11:00)は15分前に集合して範囲を広げて清掃を行います。
15:00の回の終了後にもしっかりと清掃を行います。
あとは体調管理。
好転反応で一時的に悪くなったり、湯あたりで体調を一時的に崩すことがあるそう。
何かあった時には相談する。
連絡が取れなくならないよう、宿泊先も伝える徹底ぶり。
ちなみに、湯あたりは3~4日後で、遅い人は一週間後になることが多いそう。
この一週間後くらいで汗も出やすくなるそうです。
湯あたりは風邪のような倦怠感だるさを感じる症状。
風邪っぽくても咳がでないので湯あたりと判断。
食事などの指導も行ってくれます。
ただ、私は短期の湯治だったため特にありませんでした。
草津温泉 地蔵の湯で湯治生活1日目
体験後、化粧水を塗っていないにも関わらず、カサつきも少ない。
肌はちょっと柔らかいし。
1回はいっただけなのに効果が感じられて大満足。ぐっすり眠れました。
そして、翌日。
湯あたりしたかも…という状態になりました。
でも少し頭が痛いかも。早すぎ?(笑)
特にこれといった支障はないので準備を整えて、地蔵の湯へ向かいます。
化粧は気になりましたが、本気で湯治するなら必要ないと思ったので、この日からずっとすっぴんを決意。
集合時間前に地蔵の湯に到着。
千代の湯同様、地蔵の湯にも共同浴場があり、それとは別の湯治専用の「時間湯」と書かれた入口があります。
朝から観光客がちらほら。
そして観光客とは違った雰囲気の方が数名。
集合時間になると、「湯治の方 どうぞ~」と引き戸の入口が開いて案内されます。
湯治っぽい人と一緒に入ります。
入口で靴を脱いで中へ。
木造で板張り。ゴザが敷かれています。道場のような雰囲気。
(スマホは使用禁止なので写真がありません)
10畳くらいの部屋で、真ん中でカーテンで仕切って男と女に分かれています。
奥には湯殿への扉があります。
灯油ストーブがあり、暖かくしています。
気温によって付けたりつけなかったり。
簡単な自己紹介をして、挨拶。
朝は4人くらいでした。
男の人も女の人も優しそうな方で安心しました^^
マニュアルがあるわけではないので、掃除の仕方や細かなルールを教わります。
部屋の中にあるお地蔵さんのお水や榊の水を変えたり、外の掃き掃除など、色々な作業を協力して行います。
作業が終われば、服を脱いでバスタオルを巻いて準備します。
湯もみの時にバスタオルが取れそうになったり落ち着かないので、しっかり留めるかバスローブ等を準備した方が集中できます。
詳しくはこちらで紹介しています。(準備中)
入湯方法は体験と同じですが、共同生活での湯治になると色々なルールがあります。
たとえば、湯殿に入る時には「お願いします」
出る時に「ありがとうございました」と言う。
他の人の「ありがとうございました」に対して「おつかれさまでした」と言います。
先輩方は、副湯長と一緒にお湯の管理の手伝い、管理者がいない時の代行もされています。
自分も湯治客なのに、忙しそうです。
手伝えることはないか聞いて率先して手伝わなきゃと思いました。
お客さんではない、という意識が大事だと感じました。
(もちろん最初から湯もみ等出来ないことも多いので、そのへんは先輩達が配慮してくれます)
湯船は間に目の高さの仕切りがあって、同じ空間ではありますが男女別になっています。
そして湯船は、さらに2つに分かれています。
「上段」と「下段」と呼んでいました。
地蔵の湯について書かれた本(ページの最後で紹介)に白黒写真がありました。わかるかな↓
上段は奥が源泉に近く、温度が高め。
入口に近い下段は温度が低め。
下段のこの位置に入るようにしてください、と指示があります。
下段の中でも位置によって温度が違うんです。
皆んなで草津節を歌って湯もみ。
浴槽全体がざばざばとなって湯がかき回されているのがわかります。
湯の花で白く濁ります。
お湯の準備が出来ると、男女同時に開始。
照明を消したり、最少の明かりにします。
パーテーションもあり、見えにくい状態です。
場所によっては見えるような気がしますが、みんな自分のことに集中しているので気になりません。
男性も女性も関係なく、みんなが信頼関係で成り立っているということがよく分ります。
そして、準備。
同じように手桶を使って、足に頭に股間にお湯をかけます…めちゃくちゃ熱い!
準備だけでお湯をかけた部分が赤くなるほど。
体験の千代の湯よりも更に熱い設定なのだとか。
千代の湯より熱いということは多分46~48℃の設定?
(決まりで詳しく教えることはできないそう)
準備が出来れば、位置につきます。
体験の時にはよく分りませんでしたが、決まりがあります。
- したくがよろ宜しければソロソロ下がりましょう。
- 揃って三分~。:オーと返事
- 改正の二分~。(一分経過):オーと返事
- 限って一分~。(二分経過):オーと返事
- チックリ御辛抱~。(三十秒前):オーと返事
- 辛抱のしどころ~。(十五秒前):オーと返事
- 最直(もうじき)です。(十秒前):ありがたい
- 如何(いかが)ですか。(五秒前) :効きました
- さあ効きましたらソロソロ上がりましょう。:オーと返事
http://www.jikanyu.net/jikan.html
入ったら、めちゃくちゃに熱いです!
千代の湯以上に熱くて、私の場合は手や足の先がビリビリ!
ただれるような、爪がはがされるような拷問のように感じました…
「はやく出たい!」と思いながらも、皆が我慢しているので我慢しかありません。
なんとか終わって、上がる時も「早く出たいけど、お湯が動いて熱い」とスローな動きです。
少し休んで、体が冷めないうちに部屋に戻ります。
湯殿を出るときは「ありがとうございました。」
すると「お疲れ様でした」が返ってきます。
拷問のようでしたが終われば気持ちいい。
あったかい。
心地がいい。
眠たくなるほど。
タオルを敷いた上に座り、バスタオルを背中にかぶせて、足を包んで
発汗を促すビニールシートをかぶります。
カッパを来たり、毛布のようなものをかぶる人もいて個性がでます。
そして静かに30分。
みんな静かで不思議な時間。
体験の時よりも汗が出たような気がします。
入湯前の水分補給が特に大事、終わってからも水分をどんどん取るように言われます。
ちなみにお水は千代の湯の前にある湧き水を毎回汲みにいってました。
水代がかかりません^^
本当は温かい白湯やお茶の方がいいみたい。
終わったら各自片付けをしたり、髪を乾かしたり、トイレに行ったり、先輩と話をしたり。
お互いの事を話すことはないかなと思っていましたが、「どこから来たの?」を皮切りに普通に話ししてました^^
年上の方がほとんどでしたが、皆さんいい意味で年齢不詳です。
「何の悩みを抱えているんだろう?」というような綺麗な方もおられました。
話す内容も若々しくて、知識豊富。草津のこともたくさん教えてもらって、最後まで仲良くしてくださいました。
病気でつらい、苦しい、なんて暗い人は男性も女性もいませんでした。
でも個人的に連絡先を交換するのはNG。
過去にトラブルがあったそうです。
あっという間に時間が経ちます。
掃除機かけをして終わり。
解散して、次の回に備えて宿に戻ります。
各自 食事をとったり眠ったり休憩したり、タオルを干したり洗濯したりして過ごします。
お風呂に入るだけなんですが、1日3回4回となると意外と時間はありません。
昼食は13:00ごろ、夕食は18:00までにとっていました。
準備していたものを食べたり、スーパーで買ったり、飲食店を利用していました。
詳しくはこちらで(準備中)
毎日のリズムが出来て慣れるまでは少し大変かもしれません。
そして、入る度に熱い!と悶絶します。
けど、すこしずつすこしずつ慣れていっている気がしました。
草津温泉 地蔵の湯で湯治生活2日目~12日目
2日目の感想(1日3回)
この日は気温が低く、お湯の温度が低かったみたいです。
決まり通りやるために、30分くらい調整されていました。
自然のものだから管理も大変なんですね。
私はなにかしたくても出来ないから「有難いなあ」と心底感じます。
結局 下段では温度が足らず、上段に初めて入りました。
衝撃でした…
手の第1関節がビキビキする!
入っている時にやばい、もう無理、と思ったけどみんな我慢してるから我慢できました。
(みなさんに何度救われたか…)
号令の声を張り上げて我慢します。
男らしい声が出ちゃう(笑)
3分後、上がる時もいつも以上によろよろです。
太ももやらなにやら痛い。
首の後ろと足が痛い…火傷っぽい感じです。
副湯長に聞いてみると、痛みは「毛細血管が狭いから起こる」らしい。
「だいたい10日くらいで回復しますよ」と言ってもらいましたが、まだまだ先…^^;
一日4回受けたいけど無理かな…いまは痛みが気になって仕方ない。
3日目の感想(1日3回)
肌がちょっと綺麗になってない?
肌荒れが落ち着いた気がします。
新しく出来たニキビは無い!
皮脂が落ち着いた代わりに常にカサつきがあります。
乾燥からか角栓が気になるので、押し出してとってしまった。
つっぱるけど我慢できないほどではない。
最後の回はマシに感じました。
慣れてきた?
それでもやっぱり首の後ろが火傷っぽくてヒリヒリ痛い。
そろそろ1日4回いきましょうか、と言われていましたが
「痛みがつらいので3回が平気になったら4回にチャレンジする」ことになりました。
ヘタレです(笑)
あと、この日の午前中から汗がたくさん出るようになりました。
タオルを2枚増やして持っていくことにしました。
タオルは毎日洗いませんでした。
旅館でハンガーにかけて干すと間に合いました。
2日に1回くらい、宿やコインランドリーで洗濯乾燥していました。
そういえば水分を良く取っているのでトイレに行ってばかり。
お通じも毎日。快便。
ご飯をしっかり食べて、草津を散策。そのおかげかな?
アドバイスもいろいろくださるのでありがたいです。
お湯を体にかけないとか、頭をさげるとか。
ちょっとした違いが効果に出ますように。
4日目の感想(1日3回)
肌の赤みが取れているような。
「そろそろ湯あたりの症状が出ると思うので相談してくださいね」とフォローがすごいです。
ちゃんとひとりひとり視てくれてる。
いつもいる先輩の他に、夕方だけ来る方、休日だけ来る方など、皆さんそれぞれスケジュールを決めて通っているみたいです。
皆さんフレンドリーで優しい。
旅館やおすすめの定食屋や飲食店についても教えてくれます。
その他にも、
湯網(ゆあみ)という模様が肌にできれば上段に行ける、とか
熱湯に入って起きる湯焼け(肌が黒くなる状態)は1年くらいで元に戻る、とか。
「そうやって聞いたよ」って仰ってたので本当か噂なのかはわかりません^^;
初めての人はだいたい3日で効果が感じられる、とか
これは私もそうでした。
休憩時間は皆さんからいろんな話が聞けて面白かったです。
朝の1回目も痛かったけど、初めての上段に比べるとそこまで熱くなかった。
汗もたっぷり。
尿もたっぷり。
頭の洗髪ですが、お湯だけですましていました。
先輩方も同じです。
準備で頭にお湯をかぶる時に、ごしごししているそうでした。
強酸性で高温のお湯なので、消毒や殺菌効果があるようで臭わずスッキリします。
(私は皮脂が多いからか根元にベトツキがあり、ちょっぴり気になってましたけど)
髪の毛もサラサラの仕上がりになりますよ。
体も石鹸やボディソープは使っていません。
5日目の感想(1日3回)
やっぱり顔の赤みが落ち着いてきました。
顔はカサカサしていますが、ニキビもなくて落ち着いています。
唇の皮がうすいからか、常に皮むけしているのが気になります。
時間湯にはいる度に一回皮むけが行われている感じです。
あいかわらず首のうしろがヒリヒリ。
毎回足にお湯をかける時が熱くてつらいけど、それ以外はだいぶマシにはなってきました。
この日初めて地蔵の湯で湯もみをさせてもらいました。
千代の湯でやったことをすっかり忘れてしまって、ぐずぐず^^;
しかもバスタオルがずり落ちそうで集中できず…
先輩のアドバイスをもとに固定するためのクリップを買いました。
6日目の感想(1日3回)
首のうしろがヒリヒリ。
見えないけど触った感触ではかさぶたのようになってます。
明らかに赤くて火傷のよう。
相談してみると、問題ないが気になって触るのは良くないので、手持ちの化粧水などでケアしてみてくださいとアドバイス頂きました。
化粧水とアルガンオイルを塗ってケアしていました。
顔の状態はというと、口周りがつっぱって痛い。
口が大きく開けれない感じです。
唇の皮むけは少し収まってきました。
熱さ以外には慣れてきたかな?
トイレの回数が増えて、尿の量も多いです。
あと毎回眠いです。
最終の回が終わったらすごく眠くて仕方ありません。
お風呂に入るだけなのにめちゃくちゃ疲れるんですよね…
毎日よく眠れます。
あと冷え性も改善してきているようでした。
7日目の感想(1日4回)
口周りのつっぱりが酷く、皮むけが起きています。
唇の皮むけは収まりました。
この日からとうとう1日4回になりました。
お湯の温度に慣れたことを見抜かれています(笑)
湯もみは誰がやっても同じではなく、もみすぎると駄目。
男性の井田湯長が作るお湯は最高と先輩が仰ってました。
井田湯長は地蔵の湯にはあまり来られないみたい。
1回 必要なものをとりに来る感じで姿をみましたが、とてもお忙しそうでした。
1日4回になると本当に忙しいです。
宿に帰って少し眠る、というパターンが多くなりました。
8日目の感想(1日4回)
朝一番の入湯はとっても痛いです。
体が冷えて毛細血管が狭くなっているからでしょうね…
それ以降は大丈夫。
はじめと比べると明らかに慣れてきました。
顔の状態ですが、顔全体が乾燥でバリバリの感じです。
目立ちませんが細かい皮むけが起きています。
体もカサカサしています。
9日目の感想(1日4回)
赤みが少なくなってきました。
特に朝のコンディションはいい感じです。
首のうしろは常に痛い。
これだけが苦痛でした。赤いです。
頭にお湯をかける1回目と、湯船に入った時。
これさえ我慢すればなんとか継続できました。
そういえば首のブツブツがちょっと綺麗になってる。
(調べてみると毛のう炎やスキンタッグと呼ばれるものだと思います。)
背中や胸のニキビも綺麗になっていました。
違いが見えてくると嬉しいですね。
先輩も「首のブツブツがあったけどなくなったよ」と教えてくれました。
この日初めて草津節を歌いました。
抑揚が難しいですね。1番だけなんとか覚えよう。
先輩が一緒に歌って下さったので助かりました。
あと数日。
気が付けば、という感じであっという間。
毎日忙しいけど、もったいないので合間をみつけては草津市内をウロウロしていました。
自然がいっぱいでとってもいい街だなって思います。
10日目の感想(1日4回)
首のうしろが気になって触ってしまう。
カサカサで赤黒く火傷っぽくなっているのがわかりました。
手の甲もカサカサして少し湯やけっぽくなっています。
体ってすごい。
先輩にも相談してみると「毒が出ているのかもしれないね」と言われました。
症状と全然関係ないところに現れることもあるそう。
その話を聞いて「そうか、これは毒が出てるのね!毒を出し切ろう!」ってポジティブに思えるようになりました。
この方は10歳以上年上の先輩なんですが、本当に謙虚な方で、物腰やわらかで、優しくて、すごく細かいところまで観察してくれる方。
他人の私のことを気にかけてくれてるのがよく分りました。
少しの間だったのですが、お姉さんみたいに勝手に慕ってました。
11日目の感想(1日4回)
首のうしろが痛いけど、毒出しと思って頑張ります。
あと、まぶたがかさついて痒いです。
顔全体カサカサします。
でも顔の赤みが引いているので、すっぴんで飲食店に入ってもそんなに気になりませんでした。
「上段に入ってもいいかもね」と先輩からすすめられましたが、やっぱり怖くてチャレンジできませんでした…
「副湯長に相談して入れるようなら一回くらいはいっても良かったかも…」と後悔があります。
明日で最終日。
時間湯に来るのもあと5回、あと4回と数えていました。
夕方に来る人と会うのはこの日が最後だったので、お礼のあいさつをしたりしました。
「あっという間だったね。すごく馴染んでたね笑」
「また来てくださいね」って言葉がとっても嬉しかったです^^
12日目の感想(1日3回)
最終日。
あいかわらずまぶたがかさついて気になります。
顔はかさつきやつっぱりがあるけど、ニキビなくてすっきりしました。
帰りの高速バスの時間との兼ね合いで15:00が最終。
間でお土産を買ったり忙しかったです。
あっという間に時間になってしまいました。
最後に副湯長から、
「肌の赤みがとれて明るくなりましたね」と言って頂いて嬉しかったです。
お忙しい中、帰宅後のアドバイスも頂きました。
「ポテチが好きならコンソメではなくて、うすしおがいいですね」といった細かい話まで!
「仕事」だと割り切っている人は、こんなに丁寧な対応出来ないと思います。
人柄もあるでしょうし、誇りをもって務めておられます。
最後まで感動でした。
せっかく12日間がんばった湯治。
化粧をしたくなかったのでマスクをつけて帰路につきました。
帰りたいけど、帰りたくなかった…。
12日間の湯治生活 肌の変化
ニキビと赤味が落ち着きました。
油田の様な皮脂はおさまり、化粧水いらずでいいバランスです。
皮膚のターンオーバーが常に行わている状態のかさつきがあります。
首のうしろに火傷のような赤みが出来ましたが、ブツブツが少し綺麗になりました。
背中と胸にすこしあったブツブツも綺麗になりました。
肌の色ですが、全体的に少し日焼けした感じとかさつきがあります。
これが湯やけだと思います。
特に手の甲とひざ下の色が気になる。
手の甲がかさついて年寄りっぽい…
でも、これらの症状は戻ると聞いているので心配していませんでした。
下界に戻って気を付けたこと、そして1ヶ月後の変化
「下界」というのは先輩方が言っていた言葉。
草津温泉は高い場所にあり気候が違います。
そして、症状が悪くなった時の頼みの綱であり、心の拠り所。
まさに天界のイメージ。分かる気がします。
天界から下界に戻ってすぐに感じたこと。
- お風呂がぬるい
:高温にすると家族が入れなくなるので顰蹙を買いました^^; - 顔と体の皮が剥ける
:草津温泉の効果強烈です。1ヶ月間細かく剥け続けました。フケみたいになるので黒い服は着れませんでした。化粧はミネラルファンデーションでごまかせる程度です。 - 下着とタオルがイオウ臭い
:何度洗っても取れませんでした。強力です。
副湯長からのアドバイスは以下の通りでした。
- シャンプーとリンスは3~4日は避ける(長期の場合は7~10日避けるそう)
- お風呂は熱く設定して、41,42度くらいに冷ましてから入る
- お風呂に備長炭を入れて塩素を取り除く
- シャワーは避ける(塩素が肌に侵入しやすいらしい)
- 長湯は4~5日後からOK
- 1~10日間は日光を避ける
- 化粧はしてもよいがなるべくしない
- 首の赤みやかさつきは1週間程度で落ち着く
- 甘いものはなるべく食べないように
肌の状態はかさついて皮むけがありましたが、1ヶ月くらいニキビが出来ず、とても状態がよかったです。
ミネラルファンデーションを軽くだけで過ごしていました。
皮脂が減ったからか、崩れが少ない。
1ヶ月すると、顔と体の皮むけ&かさつきも落ち着きました。
化粧水とオイルも復活していますが、皮脂はバランス良い状態が続いています。
背中や胸は綺麗なまま。嬉しい。
前よりも冷えを感じることは少なくなりました。
日焼けがまだ気になるので美白ケアしていきます。
そして…残念ながら顔のニキビは再発…。
またぽつぽつと赤みが出てきています。
短期の湯治でも草津温泉はニキビに効く!それ以上の貴重な体験ができます
12日の湯治では完全にニキビが完治することはありませんでした。
しかし、入湯中は確実に効果が感じられました。
副湯長には、帰る時に「1ヶ月おきに10日単位の湯治、または2~3ヶ月の長期の湯治」をおすすめされました。
多分またニキビが出ると分っていたのだと思います。
「半年~1年あけない間の方が行うのがおすすめですね」ともおっしゃってたので前向きに考えています^^
草津温泉は私が住んでいる場所からは遠いです。
でも、貴重な長期休暇を使って行く価値はありましたし、また行きたいと思っています!
肌の疾患で気になることがあれば、是非草津温泉の時間湯に行ってみてください。
肌に合えば湯治をおすすめします。
悩みが深い人ほど長期滞在をおすすめします。
草津温泉には、お店も宿も観光客も共同浴場でも素敵な人がたくさんいました。
そして、時間湯には一緒に頑張れる仲間がいました。
人とのふれあいや自然を感じることができます。
自分とゆっくり向き合うことができます。
どれも「ただの旅行」では得られない貴重な体験です。
旅行って1泊2泊で十分な気がしていましたが、その場所の本当の良さを知るには短すぎますね。
いまでもふと時計を見て「いまは○時の回がはじまったところかな」とか「雪はふったかな」とか「あのお店のおじさん元気かな」って気になる自分がいます。
そして、そんな自分が好きだったりします^^
時間湯のHPに書かれている情報は少ないです もっと知りたい人は時間湯の本を読んでみてください
長期の湯治に行くからには、納得していきたいし、家族を説得・理解を得ることも必要です。
はっきり言って、HPで書かれている情報は少ないです。
電話や直接話を聞いたり、実際に体験してみて「なるほど~」と思うことが多かったです。
もっと草津温泉の時間湯について知りたい人は、時間湯に問い合わせてください。
井田湯長と鈴木副湯長、草津温泉時間湯保存会、NPO法人草津湯治の会の方が書かれた本があります。
これを取り寄せできないか相談してみてください。
湯ノ言 時間湯の伝統と現在Ⅱ 2,400円(税別)
草津温泉の時間湯についての詳細が豊富な資料と共にまとめられています。
時間湯で販売されています。
※Amazonで取り扱いがありますが、売切れなんです…。
→井田湯長の本をAmazonで見てみる
私も買って読んでみました。
(分厚くて重い…!)
難しくなくて、読みやすい本です。
半分は体験談。ビフォーアフターの写真付です。
重度のアレルギーの人、アトピー治療に使ったステロイドによりで夜も眠れない人、事故で麻痺した人、医者からも見放された人。
思わず眉をしかめてしまうような痛そうな症状。
そんな方が草津温泉と出会い、湯長そして仲間と出会い、肌だけではなく荒んだ心も癒されていく様子が掲載されています。
実際に行ったからか、一つ一つの体験談を噛みしめるように読んでいました。
(会ったことのない人ばかりなのに仲間に感じてしまう)
体験談の他に、入湯方法や時間湯内部の写真。
草津温泉にある各施設の方や、医学医療に携わる専門家からの寄稿もあります。
草津温泉の効果が科学的にも立証されはじめているようです。
本気で湯治を考えているならおすすめの方法です。
参考にしてくださいね。